試験も終わったし、もひとつ書いちゃおう。ひゃっほう。
霊感ありません。霊は見えません。
が、不可解で怖かったことが、今までいくつかありました。
…というシリーズの、その2。
今日は早朝に出かけたのだが、乗客の少ない電車の中で
座っていたら、なぜか向かって右の方向が気になって気になって
仕方がなかった。
しかしべつだん何も起こらず。
たぶん、寝不足のうえ、乗り慣れない路線に乗ったからに違いない。
ちゃんちゃん…って終わったら不可解でもなんでもねーよ。
乗り物つながりで思い出した、父の話。
20年ほど前のこと。父が「今日はえらい目に遭った」と言いつつ
仕事から帰ってきた。
八百屋さんだった父は(忘れてたけど、そういやそうだったな)、
中型のトラックを運転していたのだが、市場までの通り道に、
死亡事故多発で有名な交差点があったのだった。
若い時分はどこぞのチンピラのようだった父も
(むかし、父の運転で一家もろとも死にかけたんdeathよ!)
その頃はすっかり心を入れ替え、元来のA型慎重気質もあいまって、
「キケンな交差点はゆっくーり、ゆっくーり」と運転していたそうだ。
しかし、交差点を渡り終えた瞬間、父の視界が真っ白に。
慌ててハンドルを握る自分の手を見ると、手は見える。
横を向いてギアを見ると、ギアも見える。
フロントガラス越し以外は、すべて見えるのだった。
脂汗をかきかき、トラックを左寄せして停車。
そこにはガソリンスタンドがあり、スタンドの兄ちゃんたちが
わらわらと店から出てきた。
「どうしたんですか、コレ? フロントガラスが粉々ですよ!」
車から降りた父は、砕け落ちる寸前のフロントガラスを見て、
「もし普通のスピードで運転していたら…」と青ざめたそうだ。
続いて、私の話。
5年ほど前、当時つきあっていた彼の運転で、
夜中に某国道を走っていた。私は助手席に座っていた。
左手に警察署のある場所で、車は信号待ちかなにかで停まり、
私は何の気なしに警察署のほうを見た。
指名手配犯の写真が張り出されている掲示板が目に入る。
その中に、ものすごい写真があったのだ。
死体の顔だった。
ぶくぶくと膨らんで、目も鼻も口もわからないような、肉だった。
顔の写真はかなり大きく、その上に「この人を知りませんか」と
ご丁寧にも書かれてある。
知りません…というか変形激しすぎだし告知の意味あります?
と思って、運転する彼に「あれ見てよーっ!」と指さした時、
車は前進を始めた。
私「今、すごいものが…死体のすごい顔の写真がぁぁ~」
彼「死体?」
私「ぶくぶくの、たぶん溺死だ、溺死だよぉぉ~」
彼「はぁ? そんなの貼りだしてあるワケないでしょ」
私「いや、でも“この人を知りませんか”ってぇぇ~」
彼「貼らないでしょ。オレ、警察受けたことあるし」
警察受けたことあるし。
確かに彼は、かつて警察官志望だった。
今思えば、だからなんだよ!とつっこみたいところだが、
以前の七夕祭りでの「ブランコ動いた事件」の時と同様、
信じがたい出来事に対して、脳はを積極的に拒絶を選ぶのだ。
たぶん私の見間違いだろう。見間違いに決まってる。
そう思った。いやいや、思い込もうとした。
だいたい冷静に考えたら、あんな恐ろしい死体写真を、
子供が見るかもしれない公共の掲示板に載せるはずがない。
と、ほっとひと安心した瞬間、車がガゴンと大きく揺れた。
走行音がおかしくなった。
右側の後輪がパンクしたのだった。
車を停めてみると、タイヤはざっくり裂けていた。
はぁ~。あれは本当に怖かったですわ。
さて最後に、母の話。これもずいぶん前の出来事。
ある日、取引先の男性が会社に訪れたそうです。
彼はとても仕事熱心な人で、40才を過ぎて、
先日若い女性と結婚し、新婚旅行に行ったばかり。
ダイビングが趣味で、「新婚旅行もハワイでダイビング」と
張り切っていたそうです。
その日、何人もの従業員が彼を見たそうです。
旅行から帰ってきたんだね、と思ったそうです。
彼は訪れたものの、何も言わずにすぐ帰りました。
あまりに即座に帰ってしまったので、従業員のひとりが
取引先に「さっき○○さんが来たんだけど、帰っちゃったよ」と
電話をしました。
彼は、新婚旅行先で亡くなっていたそうです。
ダイビングを終えた夜、ホテルのベッドで寝たきり、
起きなかったそうです。若い奥様を残して。
母の同僚たちは「死んでも仕事することないのにね…」と、
真面目すぎる彼を弔ったそうです。
私もハワイに行った時に、体験ダイビングをしたんですが、
それを知った母が「今後ダイビングはしないでくれ!」と言いました。
なんでも、新婚だった彼の奥様と私の名前が、同じだとのこと。
機会があったらまた潜りたいけど、じゅうぶん気をつけます。
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